試験・講習会案内

ガスプラント非破壊検査技術者資格試験のご案内

はじめに
平成13年4月に非破壊検査技術者の技量認証制度が「JIS Z 2305(非破壊試験-技術者の資格及び認証)」として制定されました。 弊協会では、昭和50年より非破壊検査技量認定制度を開始し非破壊検査技術者の育成を 行ってまいりましたが、平成15年度よりJIS Z 2305に基づく「ガスプラント非破壊検査技術者 技量認定制度」を開始いたしました。 この制度はガスプラントにおける設備診断が可能な非破壊検査技術者を育成することにより、 ガスプラントの保全の確保及び保守管理技術の向上を目的としております。また、(社)日本非破壊 検査協会(JSNDI)との相互認証を継続し、検査技術者が幅広い分野で検査を行うことができる メリットを持つ制度でもあります。 ガスプラント検査技術者及び機器類のメンテナンスに従事する方々はもちろんのこと、ガス事業所の保安管理に 従事する方々にも、ぜひ資格を習得いただきますようご案内申しあげます。

非破壊試験とは
貯槽タンクや圧力容器のような構造物は、永年使われていると劣化が進み、いつかは壊れて廃棄しなければなりません。しかし、これらは保守検査によって適切に管理すれば寿命を長くし、安全に使いつづけることができます。
この保守検査に使われるのが非破壊試験です。非破壊試験とは、構造物をそのままの状態で、外側から診断して
危険な欠陥がないかどうか、あるいは板厚があとどの位残されているかを評価する試験方法をいいます。この保守検査には資格が必要になります。
 
JLPAでは次の3種類の非破壊試験方法について資格認証をしています。
極間法磁粉探傷検査
 交流による電磁石を使って、割れに鉄粉(磁粉)を吸着させる方法です。貯槽タンクや圧力容器等の溶接部や治具跡の割れの検出に使われます。
染色浸透探傷検査
 液体の検査液(浸透液)を割れに流し込ませて割れを検出する方法です。貯槽タンクや圧力容器等の溶接部や治具跡の割れの検出に使われます。
超音波厚さ測定
 超音波を使って肉厚を測定する方法です。貯槽タンク、圧力容器あるいは配管等の肉厚測定に使われます。

資格の種類
1.ガスプラント極間法磁粉探傷検査 レベル1技術者(G-MY1)
 極間法磁粉探傷検査によりガスプラントの溶接及び鋼材のきず等の検出結果の記録と分類を行うことができます。
2.ガスプラント極間法磁粉探傷検査 レベル2技術者(G-MY2)
 ガスプラントにおける極間法磁粉探傷検査の作業指示書の作成と作業指示及び検出結果の解釈と評価を行うことで設備の安全性を判断することができます。
3.ガスプラント染色浸透探傷検査 レベル1技術者(G-PD1)
 染色浸透探傷検査によりガスプラントの溶接部及び付属設備・機器のきず等の検出結果の記録と分類を行うことができます。
4.ガスプラント染色浸透探傷検査 レベル2技術者(G-PD2)
 ガスプラントにおける染色浸透探傷検査の作業指示書の作成と作業指示及び検出結果の解釈と評価を行うことで設備の安全性を判断することができます。
5.ガスプラント超音波厚さ測定 レベル1技術者(G-UM1)
 ガスプラント及び付属設備・機器の肉厚測定を行うことができます。

受験から登録に関する流れ
受験申請
受験資格(所定の教育訓練、経験年数、視力を有する者)
一次試験
筆記試験。内容は「一般試験(非破壊に関する問題)」及び 「専門試験(関係法令や保守検査に関する知識に関する問題)」。
どちらかの試験が不合格の場合、1回のみ再試験が受けられます。
(合格基準:正解率70%以上)
二次試験
実技試験。不合格の場合、1回のみ再試験が受けられます。
(合格基準:正解率80%以上)
登 録
5年間の認証を行います。
更 新
(5年後)
登録申請を行いますと5年間延長されます。
再認証試験
(筆記、5年後)
内容は「専門試験」。有効期間満了の約1年前から(最大3回)再認証試験が受けられます。 (協会から連絡致します。)
申請により更に5年間の認証を行います。


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